第1話『ホモレンジャー誕生でゴワス』
男性の権威が著しく低下した20XX年、権威回復と男の地位向上を 目的とした秘密結社Human Opportunity for Men Organization(略称 HOMO)が設立された。設立メンバーの1人であるドクターちん は、とあるサウナで、男達の理想郷・HOMOトピア建設を熱く語る 5人の青年に出会う。熱い夜を過ごして意気投合した青年達とドク ターちんであったが、5人は交通事故で突然他界してしまう。 悲しむドクターちん。だが、彼は5人の青年達に新たな生命を吹き 込むことを考えた。改造手術だ。最先端技術を投入して人造ホモ ボーグに生まれ変わった5人は、互いの体を洗いあうのが好きだっ たことから「男洗躰・ホモレンジャー」と命名され、男の男によ る男のための社会を創り出す戦いに身を投じていくのであった。 |
第2話『死闘!サウナ大決戦でゴワス』
各家庭で風呂が入れる時代、町の銭湯は経営に大苦戦を強いられて いた。ホモレンジャー基地のそばにある銭湯もまた、同じ状況に あった。苦肉の策として、風呂屋店主は混浴サウナサービスを提供 しようとする。だがしかし、それを聞いたホモレンジャーの怒りが 爆発!魔の計画を阻止し、風呂屋魔人を倒すべく、改造人間になっ て初めての戦いに挑むのであった。 |
第3話『ホモレンジャー消滅5秒前!でゴワス』
作戦会議にいつも遅刻してくるホモグリーン。あまりの遅刻の 多さに、他のホモレンジャー達から一斉非難を浴びる。しかし、 ホモグリーンは「時計魔人のしわざだ!」と反論。自分の身の 潔白を証明するため、1人で時計店に乗り込むのであった。 |
第4話『ホモレンジャー危機一髪!でゴワス』
ホモレンジャーのリーダー・ホモレッド(パンチ兄貴)は、 胃腸に難ありだった。そんなわけで、いつも欠かせないのが オムツだ。愛用しているのは、もちろん「パンチのオムツ」。 今日もタイ料理を食べて腹を下していたホモレッド。ところ が、その町にはまったくオムツが売られていなかったのだ! 浣腸魔人の暗躍を感じたホモレッドは、激しい便意に耐えな がらも、任務をまっとうしようとするのだった。 |
第5話『オンチは歌だけではないでゴワス』
新鮮なネタの寿司であっても、醤油をベタ付けにするほどの食い 道楽なホモイエロー。だが、偶然入った定食屋には、彼が苦手と する生ガキ&ウニしか置いてなかった。苦悩するホモイエロー。 「食えんことはないが、食おうとは思わんでごわす」とヘ理屈 をこねながらも、くさみ魔人の存在を察知する。 |
第6話『激突!ホモレンジャーvsホモレンジャー』
パンチ兄貴がホモブラウンとじゃれ合ってばかりいるので、嫉妬 するホモレンジャー達。やはり、ホモレンジャー随一の肉体労働 派であるホモブラウンは魅力的なのか?しかし、チームワークを 乱して勝手な行動を取るホモブラウンに対して、ついに、他の ホモレンジャー達は宣戦布告をする。 |
第7話『わしのギターに接吻でゴワス』
ホモレンジャーに参加していても、一銭の得にもならないことに 気付いたホモパープル。「ホモレンジャーが活躍すればするほど、 わしの暮らしは下降線でごわす」と嘆き、ホモレンジャー脱退を 決意する。それを聞いたホモレッドは、背後に金融魔人の影を 感じとり、新兵器・菊座バズーカを持ってアコムへ乗り込んだ。 |
第8話『ジャマイカから来たスゴイやつ!』
ある日、どう見ても西成のオッチャンにしか見えない男が ホモレンジャー基地を訪ねて来る。彼は自らを「カリブ海 秘密警察機構のメンバー」と名乗り、魔人の重要な情報と 引き替えに、ホモレンジャー達に食料と幾らかの金を要求 する。あっさりと信じるホモレンジャー。しかし、ラスタ な男は食い物と金を手にすると、さっさとホモレンジャー 基地を出ていったのであった。 |
第9話『ダイヤルHOMOを廻せ!でゴワス』
携帯電話がすっかり普及した現代だが、ホモレンジャーの面々 は、どうもメールを打つのが苦手なようだ。というよりも、 機械を扱うことが不得手。しかし、それが電波魔人の陰謀だと 気付いたホモイエローにより、電波ジャック作戦が実行される。 |
第10話『悪いホモほどよく眠るでゴワス』
魔人の出現は、ひょっとしてホモレンジャーの妄想なのでは? と疑い始めるドクターちん。実際、被害を受けたと証言するの はホモレンジャーだけだ。しかし、それこそが悪夢魔人のしわ ざだと断言するホモレッド(パンチ兄貴)に、半ば強引に説得 され、つい寝室へ行ってしまう。 |
第11話『カードナンバーはHOMOでゴワス』
今だにホモレンジャーへの疑いを捨てきれないドクターちん。 しかも、彼らがミーティングと称して毎晩酒盛りをするおかげ で、秘密結社HOMO上層部から経費削減を言い渡される。 ドクターちんのキャッシュカード入手に成功。暗証番号を解読 する戦いに挑むのだった。 |
第12話『さらばホモレンジャーでゴワス』
HOMOトピア建設へ向けて、まったく動こうとしないホモレン ジャーに対して、ついにHOMO上層部は解雇を通知する。 行き場のなくなったホモレンジャー達は、日銭を稼ぐために ホモビデオの面接を受けに行く。しかし、それは失業魔人が 仕掛けた巧妙な罠だったのだ。 |
第13話『麦酒地獄を突破せよ!でゴワス』
魔人の存在を証明したホモレンジャーは、あらためてHOMOと手を 組むことになった。祝賀会として居酒屋に繰り出すホモレンジャー 達。そこで、高校時代の旧友と偶然に出会う。しかし、彼はかつて の友ではなく、麦酒魔人となっていたのだ。 |
第14話『初めての敗北!でゴワス』
麦酒魔人との飲み比べ勝負に挑むホモレンジャー。自信満々で 勝負に臨んだが、麦酒魔人のあまりのスピードおかわりに、 次々と玉砕していく。最後に残ったホモレッドも、とうとう 「オッサン、早く帰るでごわすよ」と弱音を吐く始末。それで も飲んで居座る麦酒魔人に、ホモレンジャーは初めての敗北を 喫したのだった。 |
第15話『男の盃を交わすでゴワス』
麦酒魔人に敗北し、傷心のホモレンジャー達。戦いに行こうとも せず、ダラダラと基地のソファに寝転がっているばかり。 見かねたドクターちんが、「麦酒魔人に勝ったら、好きなアナル バイブを買ってア・ゲ・ル」と言うと、即座に反応したのがホモ レッドだった。男の意地を賭けたワンカップ勝負が始まる! |
第16話『ローションでぬるぬるでゴワス』
激しい戦いで疲れきったホモレンジャー達。その労をねぎらおう と、HOMOは彼らに休暇を与える。喜ぶホモレンジャー。 せっかくだからと温泉旅行へ繰り出したが、そこは地元のホモ達 の縄張りであった。新参者を受け入れようとしない頑固さに業を 煮やしたホモブラウンは、全身にオイルを塗って立ち向かう。 |
第17話『わしだけのパンチ兄貴でゴワス』
ホモレンジャーは、変身する時に菊座にHOMOプラグを挿入する。 彼らの心臓部とも言える重要なメカだ。しかし、度重なる戦いで 菊座が広がり、どうもプラグのサイズが合わなくなってきた。 そこで、新たなHOMOプラグの型取りをすることになったのだが、 誰がパンチ兄貴のイチモツで型を取るのかで、ホモレンジャー達 は大騒動に。 |
第18話『ホモレンジャー最期の日(前編)』
ついにHOMOトピア建設を実行に移す時が来た。頭脳派ではない ホモレンジャー達は、当然のごとく肉体労働だ。久しぶりに真面 目に働こうと建設現場へ向かうが、そこはすでに、別の業者に よって「空港用地」として買収されていた。愕然とするホモレン ジャー。それは、会社員に扮した秘密魔人の仕業だったのだ。 |
第19話『ホモレンジャー最期の日(後編)』
秘密魔人には、ホモレンジャーの必殺技はまったく通用しなかっ た。成す術がなくなったホモレンジャーに向け、秘密魔人の秘密 兵器・塩水シャワーが降り注ぐ。菊座に走る強烈なまでの激痛に、 のたうちまわるホモレンジャー達。ついにHOMOプラグまで抜か れ、ホモレンジャーは活動を停止した。 |
第20話『真人間になるでゴワス』
HOMOプラグを抜かれたホモレンジャーは、すっかり真人間に なってしまった。出勤時間も朝8時を守り、飲酒も控えめに、 さらには異性に興味を持つなど、どこにでもいるような陳腐な 男に成り下がってしまったのだ。ドクターちんは、超新型HOMO プラグとマワシベルトを開発し、真人間になったホモレンジャー を矯正しようとする。 |
第21話『限定モノに弱いでゴワス』
超新型HOMOプラグにも、まったく反応を示さないホモレンジャー 達。そう、彼らは従来と同じような物には興味を持たない、新しい モノ好きな連中なのだ。一計を案じたドクターちんは、超新型HOMO プラグを「限定生産パーフェクトHOMOプラグ」と名を変えてホモ レンジャー達に勧める。付加価値に弱い彼らは、案の定、喜々として それを装着したのだった。 |
第22話『激走!HoMoビークルでゴワス』
超新技・ローリング菊座アタックで秘密魔人を撃破したホモレン ジャー。そのご褒美として、HOMOから「HoMoビークル」が与え られる。これまで移動手段がチャリンコだけだったホモレンジャー 達は大喜び。早速、みんなで餃子を食いに行こうとHoMoビークル で出かけるが、基地の外壁に車体をガリガリとこすってしまい、 HOMOから修理費50万円を請求される。しかし、彼らは「餃子魔人 のしわざだ」と主張するのだった。 |
第23話『フォアグラ状態でゴワス』
このところ体の調子が思わしくないホモレンジャーの面々。特に 背中のあたりがパンパンに張って重く、内部の肝臓メカが異常を きたしているようであった。度重なる戦いのせいもあるが、日頃 の不摂生が最たる原因であろう。健康的および経済的理由から、 HOMOはホモレンジャーに禁酒令を出す。しかし、「発泡酒は ジュースみたいなもんでごわす」とヘ理屈をこね、ホモイエロー は自販機に走るのだった。 |
第24話『出現!大将魔人でゴワス』
ホモレンジャー基地の周辺で、たびたび露出男が目撃された。 周辺住民は真っ先にホモレンジャー達を疑う。否定しながら も、それぞれの性癖を考えるとお互いに疑心暗鬼にならざる を得ないホモレンジャー。しかし、露出男の正体は、実は 大将魔人なのであった。 |
第25話『ホモレンジャー抹殺指令』
とうとう住民達から、ホモレンジャー基地撤去の声が上がる。 住民運動やら市民運動と名の付くものに弱いホモレッドは、 反論も出来ずにすごすごと引き下がる。さらに追い打ちをかけ るように、基地の外壁に異様なペイントが施される。混乱する ホモレンジャー達。一体誰が、何のために?ホモレンジャーを 抹殺しようとでもしているのか!?すべてが謎だった。 |
第26話『敵か味方か!?謎のゴワスレンジャー登場』
混乱するホモレンジャー基地に、突然見知らぬ男がやって来た。 越中ふんどし一丁のその男は「ぼくも仲間に入れてぇやぁ」と、 目をグルグルさせながらホモレンジャーへの加入を強く要求する。 「幼児体型なのでダメでごわす」とホモレッドは断わるが、 男は自らをゴワスレンジャーと名付け、基地内にゴザを敷いて 寝転ぶのだった。 |
第27話『ホモレンジャー基地炎上!でゴワス』
ゴワスレンジャーが来てからというもの、ホモレンジャーの 生活はさらに混乱のきわみとなった。ゴワスレンジャーが 悪さをするわけでもないのだが、ただそこにいるだけで異様 な空気を漂わせる彼の存在は、すべてを狂わせるのだった。 そんなある日、突然「サンマや!サンマを焼こう!」と、 ゴワスレンジャーは脂の乗ったサンマを七輪で焼き出した。 もうもうと立ちこめる煙に、基地内は大パニック。ホモレン ジャー達も次々とダウンしていく。薄れてゆく意識の中で、 ホモレッドは「ゴワスレンジャーは実は魔人なのではないか」 と疑い始めるのだった。 |
第28話『発掘!あなるダイ事件でゴワス』
基地内の混乱をよそに、HOMOはHOMOトピア建設の再着手を 指示する。魔人の妨害もなく、工事は順調に進むかに見えた。 がしかし、ゴワスレンジャーの掘るところから次々と遺跡が 出土したため、役所から工事の無期限中断を言い渡される。 失意のホモレンジャー達。すべてはゴワスレンジャー=大将 魔人のしわざだったのだ。 |
第29話『ホモリンピック出場!でゴワス』
激しい戦闘の末、引き分けに終わってしまった対大将魔人戦。 HOMOトピア建設は中座したままで、近ごろのホモレンジャー はいいとこなしだ。名誉挽回しようと、4年に一度開かれる 男を競う祭典・ホモリンピックに出場することになる。 男と男が体をぶつけあう競技の数々を、ホモレンジャー達は 何なくクリアしていく。ついに決勝に進出するが、その対戦 相手は想像をはるかに越えた強大さだった。 |
第30話『最強!ホモブラザーズでゴワス』
決勝の相手は、ゴルフ焼けした男・ホモサタンと、異様な髪形 のホモキングだった。「たかが2人、楽勝でごわす」とタカを くくっていたホモレンジャー。しかし、急激に間合いを詰めて 「お前らはホンマにしつこいヤツらじゃ。チューしてやる」と、 ホモ特有の自己中な理屈で迫るホモサタンに圧倒される。 さらに、ホモキングに次々と菊座を貫かれ、ホモレンジャーは あっけなく敗退した。ホモブラザーズのあまりの強さに、ホモ レンジャー達は弟子入りを志願するのだった。 |
第31話『地獄のホ猛特訓でゴワス』
ホモブラザーズの本拠地・ヱビス山での特訓は過酷をきわめた。 ちょっとでも気を抜こうものなら、ホモサタンの容赦ない密着 攻撃がホモレンジャー達を襲うのだった。しかし、男の鏡である 彼らは地獄の(ホ)猛特訓を耐え抜き、ついに最終奥義を伝授され ることになった。それは、いまだかつて誰も体得したことがない という究極のワザなのだった。 |
第32話『炸裂!男合体の術でゴワス』
最終奥義は、5人がそれぞれの菊座と男棒でつながるという 超荒ワザだった。名付けて「男合体の術」。さすがのホモレ ンジャー達も、「物理的に不可能でごわす」「珍棒が折れて しまうでごわす」と後込みする。しかし、「わしの生き方を 否定するんか!」とホモキングに恫喝され、嫌々ながら術に 取り組む。何千回もの挑戦の末、ついにホモレンジャーの 5人は「男合体」の術で結合したのだった。 |
第33話『おやじギャグでゴワス』
ホモキングは「それは究極の男合体ではない」と言って、ホモ レンジャー達に下山を命じる。戸惑いながらも基地へ戻った 彼らが見たものは、氷づけにされたドクターちんの姿だった。 灼熱!男ピストンの術で解凍し、なんとか生命だけは助けるこ とが出来たが、ドクターちんのイチモツはすっかり縮み上がっ てしまい元に戻ることはなかった。嘆くホモレッド。それは、 かつて倒したはずの強敵・秘密魔人あらため冷凍魔人の仕業 だった。 |
第34話『細かいことはどうでもいいでゴワス』
新ワザ「下腹ブリザード」で攻撃してくる冷凍魔人。以前に 戦った時よりも、さらに強力になってよみがえってきた。 しかし、特訓を終えたホモレンジャーは、もう以前の彼らで はない。サムい攻撃をものともせず、男五段締めの術であっさ りと冷凍魔人に勝利する。特訓の成果をかみしめるホモレン ジャー達。倒したはずの魔人が蘇生してきた謎を解明しようと もせず、早速打ち上げに繰り出そうとするのだった。 |
第35話『尿も泡立ついい男でゴワス』
前夜の深酒がたたってか、ホモイエローの垂れ流す汚水から 異常な濃度の糖分が検出される。おかげで、ホモレンジャー 基地内はアリだらけだ。度重なる戦いや激しい特訓、そして デタラメな食生活が、内部メカに損傷を与えているようであっ た。「次に強力な魔人と戦えば絶命の危険性が高い」そう 感じたドクターちんは、HOMOドックへ入ることを強く勧める。 しかし、見かけによらず小心者なホモイエローは、あれやこれ やとヘ理屈をこねてはアルコール分を補給するのだった。 |
第36話『恐怖の二大魔人襲来!でゴワス』
さすがに体の不調を気にしだしたホモイエロー。メカの分際で、 整体院へ行くことにしたのだった。しかし、そこで待ち受けて いたのは、岩のような風貌の整体魔人であった。「おれのは 効くっすよ」そう言いながら整体ワザを仕掛けてくる魔人に、 ホモイエローは、特訓で身に付けた新ワザ・ホモ葉くずしで 応戦する。だが、内部フレームが歪んだ状態では十分な威力を 発揮できず、整体魔人には全く通用しなかった。 おまけに、鼻が外人のような住職魔人まで同時に出現し、ホモ イエローは絶体絶命のピンチを迎えたのであった。 |
第37話『ホモイエローよ永遠に!でゴワス』
二大魔人の攻撃に、防戦する一方のホモイエロー。すでに オーバーヒートした彼のボディからは、糞尿にも似た液体 が漏れ出し始めた。ホモスーツに液体が付着するのを恐れ たホモイエローは、住職魔人に「わしのケツを拭いてくれ でごわす」と哀願するも、にべもなく断わられる。もはや これまで!と思ったホモイエローは、二大魔人を道連れに しようと、禁断の自爆スイッチに手をやった。そして、大 爆発とともに、ホモイエローは跡形もなく消滅したのだった。 |
第38話『逆襲のホモレンジャー!でゴワス』
ホモイエローが逝ってしまったことに、愕然とするホモレン ジャー達。へ理屈屋ではあったが、いいヤツでもあったホモ イエロー。黄疸気味で不健康であったが、優れたホモ技を 持っていたホモイエロー。他のホモレンジャーは、帰らぬ ホモとなったホモイエローを偲んでさめざめと泣いていた。 しかし、彼の自爆で、半径2kmの町内に糞尿にも似た液体が 降り注ぎ、「洗濯物が汚れた」と近所の主婦達からホモレン ジャー基地に苦情が殺到する。涙をふいたホモレンジャーは、 町内清掃のために立ち上がったのだった。 |
第39話『巨大超ホモロボ・サムソンMでゴワス』
ホモイエローの急逝で、戦力の低下したホモレンジャー。それを 補うため、近ごろの戦隊モノにありがちな巨大ロボットの製造を ドクターちんにおねだりする。パンチ兄貴の熱い吐息にメロメロ になったドクターちんは、5台のHoMoビークルが合体して巨大 超ホモロボになる「サムソンMシステム」を開発したのだった。 |
第40話『富士額でGO!でゴワス』
たかが5台の車が合体しただけのくせに巨大ロボになるという、 まったく理不尽なサムソンM。「M」の字は、もちろんパンチ 兄貴の額を表現しているのだ。ホモイエローがいなくなった こともすっかり忘れて、新しいオモチャに喜々として乗り込む ホモレンジャー。しかし、メカのくせにメカ音痴な彼らに、 複雑きわまりないロボの操縦など出来るはずもない。 操作方法がわからないまま、ホモレンジャーは新しいオモチャに 飽きてしまったのだった。 |
第41話『悪魔列車を止めろ!でゴワス』
気晴しを兼ねて、久しぶりに銭湯へ行くことにしたホモレン ジャー。しかし、近所の銭湯は第2話で自分達がぶっ壊した ため、仕方なく電車に乗って行くことになった。だが、彼ら が乗り込んだ列車は、トイレの付いていない急行列車だった のだ!トイレがないという緊張感に、パンチ兄貴の額は妙な 脂汗まみれだ。「列車を止めろ!」車掌魔人との戦いが 始まった。 |
第42話『さらばホモグリーン!でゴワス』
今日は愛読書「サムソン」の発売日。ホモグリーンは、夜中に こっそりと、しかし、いそいそとチャリンコで書店へ向かう。 適度な酔いも手伝って上機嫌なホモグリーン。その時、背後 から追手の来る気配が迫る!書店魔人に違いないと感じた ホモグリーンは、見事なチャリンコチェイスで追手をかわす。 だが、その際に誤って道路脇のドブに転落。その衝撃と、 転落時に開いた菊座へ大量の汚染物質が流入したため、 ホモグリーンは機能を完全に停止したのだった。 |
第43話『復讐のホモレンジャー!でゴワス』
怪しげな物体が大阪湾に浮いているとの報告を受け、ホモレン ジャーはサムソンMで緊急出動する。回収された物体は、魚に つつかれたのだろう、頭頂部の毛こそ薄くなっていたものの、 まぎれもなくホモグリーンであった。 号泣するホモレンジャー達。魔人への復讐に燃えるも、「これで パンチ兄貴を独占しやすいでごわす」と、ホモブラウンは 心の中で舌を出すのであった。 |
第44話『どうやらのみすぎたでゴワス』
以前にも増してパンチ兄貴とじゃれ合いたがるホモブラウン。 3人編成とは名ばかりで、のけ者扱いのホモパープルは、言い ようのない孤独感にさいなまれ、1人居酒屋に通うようになる。 しかし、「アンタ飲み過ぎて他のお客に迷惑かけてばっかりや から、これでも飲んどき!」と、店からはオレンジジュースしか 出してもらえないようになるのだった。 |
第45話『眠れ!ホモパープルでゴワス』
泥酔状態で帰路につくホモパープル。いつものように駅から チャリンコで基地へ向かうが、ろくに前を見てないために 電柱に激突。肩メカを脱臼して道路に大の字で転げ落ちた。 そこへ、運悪く暴走車が突っ込んで来る。意識のないホモ パープルは車にはね飛ばされ、電柱の下にあった犬のクソを 握りしめたまま、その生涯を終えたのだった。 |
第46話『裏切りのホモブラウンでゴワス』
ついに2人っきりになったホモレンジャー。いや、これでは レンジャーではなく、ただのホモだ。妙な噂が広まるのを恐れ たパンチ兄貴は、意識的にホモブラウンを避けるようになる。 それを察したホモブラウンは、実は他のホモレンジャーを抹殺 したのは自分で、わしのモノにならんのならパンチ兄貴も抹殺 するでごわす!と、恐喝するのだった。 |
第47話『男の愛に死す!でゴワス』
かくして、ホモレンジャー同志の一騎討ちが始まった。ホモブラ ウンの意外な強さに、劣勢に追いやられるパンチ兄貴。しかし、 男っぷり(Homo度)ではパンチ兄貴の方が格上だ。超ウルトラ男 ワザの菊座スクリューで、ホモブラウンを撃破する。 「わしはただ、ただパンチ兄貴が好きでごわし、、、た。」ホモ ブラウンは、パンチ兄貴の腕の中で息絶えたのであった。。 |
第48話『ホモレンジャー追放!でゴワス』
すべての仲間を失って、悲しみに暮れるパンチ兄貴(ホモレッド)。 そんな彼に、HOMOは非情にも追放を宣告する。経費ばかり食って 役に立たないホモレンジャーに、いい加減うんざりしていたのだ。 「わしが追放なわけないでごわす」とタカをくくっていたパンチ 兄貴。しかし、基地へ戻るとすでに鍵が交換されており、パンチ 兄貴は締め出しを食らったのであった。 |
第49話『実は淋しがり屋でゴワス』
1人ぼっちになったホモレッド。常に誰かに話を聞いてもらい たい彼にとって、それは苦痛以外の何者でもなかった。街中を さまよい歩くホモレッドに、居酒屋魔人の魔の手が迫る! だが、淋しがり屋であまえん坊なホモレッドは、たとえ相手が 魔人でもいいでごわすと、己の菊座を許そうとするのだった。 |
第50話『永遠に輝け!パンチ兄貴(の頭)でゴワス』 ホモレッド絶体絶命の危機を、サムソンMが救う。操縦していた のは、ドクターちんであった。愛するパンチ兄貴のため、HOMO を脱退してまで救助にかけつけたのだ!「わしには、ドクターちん がいるでごわす。帰れる場所があるでごわす。こんな嬉しいこと はないでごわす。」パンチ兄貴は大粒の先走り汁を垂らしながら、 ドクターちんを熱く抱擁するのであった。 |